子どもの付き添い入院が決まったとき、子どもの持ち物については考えていても、付き添う親の食事まではなかなか頭が回りませんでした。
我が家が付き添い入院を経験したのは、国立成育医療研究センターです。
入院している子どもには月齢に合わせた離乳食が出ましたが、付き添う親の食事は自分で用意する必要がありました。
14日間の入院中、親が病院に泊まったのは合計で約7日間。院内のコンビニやパン屋を利用することが多く、食べるもの自体には困りませんでしたが、毎食購入する費用や、子どもを病室に残して食事に行くことには負担を感じました。
この記事では、国立成育医療研究センターで付き添い入院をした当時、親の食事を実際にどうしていたのか、困ったことや、入院前に確認しておきたいことをまとめます。
※この記事は、我が家が入院した当時の体験をもとにしています。院内設備や付き添い、飲食に関するルールは変更される可能性があります。入院予定の方は、国立成育医療研究センターの入院案内などで最新情報をご確認ください。
国立成育医療研究センターでは付き添う親の食事は出なかった
我が家が入院した当時、子どもには月齢に合わせた離乳食が出ましたが、付き添う親の食事は提供されませんでした。
有料で付き添い食を注文できる制度もなかったため、病院に泊まる日はもちろん、長時間付き添う日も、親の食事は自分で用意する必要がありました。
国立成育医療研究センターの現在の公式案内でも、入院している患者には病状や年齢に応じた食事が用意されることが案内されています。一方、付き添う親の食事については、入院する子どもの食事とは分けて考えておく必要があります。
付き添う親への食事提供や、利用できる設備は病院によって異なります。国立成育医療研究センターに限らず、入院前に確認できる場合は、親の食事が提供されるか、有料で注文できる制度があるかを聞いておくと安心です。
14日間の入院中、泊まりの付き添いは約7日間
子どもの入院期間は14日間でした。
我が家が入院した当時の病棟では、付き添う親が宿泊できるのは個室のみで、大部屋では泊まることができませんでした。個室を利用するには別途料金がかかったため、14日間すべて個室にして泊まったわけではありません。
本当は毎日そばに泊まってあげたい気持ちがありましたが、その日の子どもの様子を見ながら、泊まった方がよいと判断した日に個室を利用しました。
親が病院に泊まったのは、入院期間のうち合計で約7日間です。泊まりの付き添いは夫婦で交代し、それぞれ3〜4泊ほど担当しました。
宿泊しない日は自宅へ帰っていたため、夕食は帰宅後に食べることもありました。そのため、毎日三食すべてを病院で用意したわけではありませんが、泊まりの日や長時間病院にいる日は、院内で食事を購入することが多くなりました。
なお、付き添い宿泊ができる部屋や個室料金などのルールは、病院や病棟、入院時期によって異なります。ここで紹介しているのは、我が家が入院した当時の状況です。
実際はコンビニと院内のパン屋が中心だった
入院中の親の食事は、ほとんど院内のコンビニかパン屋で購入していました。
食堂もありましたが、一般的なお店と同じくらいの価格で、決して安くはありませんでした。そのため、食堂を利用するのはほんのたまにして、普段は手軽なコンビニやパン屋を選ぶことが多かったです。
コンビニでお弁当などを購入したときは、店内の電子レンジで温め、コンビニ前に設けられていたスペースで食べていました。
我が家が入院した小児病棟では、付き添う親が病室内で食事をすることはできませんでした。そのため、食事を済ませてから病棟へ戻るという流れでした。
温かい食事を選べたのは助かりましたが、毎食購入する生活になるため、少額の買い物でも積み重なると食費は高くなります。
当時は子どもの治療や入院生活のことで精いっぱいで、食費を細かく記録する余裕まではありませんでした。それでも、自宅で食事を用意するときに比べると、明らかにお金はかかっていたと思います。
母が作ってくれたお弁当にも助けられた
院内で購入する以外に、母がお弁当を作って持ってきてくれることもありました。
コンビニやパン屋の食事が続くなかで、手作りのお弁当を食べられるのはありがたかったです。
付き添い入院中は、親自身が食事を準備する余裕がほとんどありません。家族に頼れる状況であれば、豪華なものではなくても、お弁当やおにぎりなどを差し入れてもらえるだけでかなり助かると思います。
我が家の場合、持ってきてもらったのは付き添う親が食べるためのお弁当です。入院している子どもへ食べ物を持ち込んだわけではありません。
国立成育医療研究センターの現在の公式案内では、小児病棟への入院患者用の飲食物の持ち込みは原則禁止されています。付き添う親の食事についても、持ち込みや受け渡し、食べられる場所など、その時点の病院・病棟のルールを確認してください。
野菜不足が気になるときは、病院前の「旬世」に助けられた
コンビニやパン屋で購入する食事が中心になると、気になったのが栄養の偏りです。
特に野菜が不足している感覚があったため、国立成育医療研究センターの目の前にある八百屋「旬世」をよく利用していました。
旬世には、新鮮な野菜がたっぷり入った大きなサラダボウルがあり、量が多いだけでなく、比較的購入しやすい価格だったことも助かりました。
サラダだけでなく、八百屋の新鮮な野菜を使った惣菜も多く、どれも手作り感があっておいしかったです。スイーツやコーヒーも販売されていたため、食事だけでなく、付き添いの合間に少し甘いものを食べたいときにも利用できました。
付き添い入院中は、自分の食事を理想どおりに整えることまでは難しいと思います。それでも、コンビニの食事が続くなかで、新鮮な野菜を使ったサラダや惣菜をすぐ近くで購入できたことは、かなりありがたかったです。
国立成育医療研究センターで付き添い入院をする方にとって、親の食事を用意する選択肢の一つになると思います。
ただし、この記事で紹介している商品や利用状況は、我が家が入院していた当時のものです。現在は店舗形態やメニュー、営業時間などが変わっている可能性があるため、利用前に旬世の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

一番負担だったのは、子どもを残して食べに行くこと
食事そのものよりも負担に感じたのが、子どもを病室に残して食事をしなければならなかったことです。
我が家が入院した小児病棟では病室内で親が食事をすることができず、コンビニ前のスペースや食堂、付き添い者用の食事スペースなどへ移動する必要がありました。
食事へ行くときは看護師さんに声をかけていましたが、その間、看護師さんや保育士さんが子どものそばで付きっきりで見てくれるわけではありません。
当時は、子どもを一人で残した経験がほとんどありませんでした。
病棟では、親が離れている間、長い時間泣いている子を見かけることもありました。実際に自分の子どもがどう過ごしていたかは分かりませんが、**「同じように泣いているかもしれない」**と考えると、食事中も落ち着きませんでした。
そのため、食事はできるだけ急いで済ませて病室へ戻っていました。
付き添い入院中の親の食事について考えるときは、何を食べるかだけでなく、子どもから離れて食事をする必要があるかも重要な確認事項だと思います。
設備があっても実際には使いにくいことがあった
国立成育医療研究センターには、泊まりで付き添っている親が利用できる食事スペースや、電子レンジ、給湯設備などがありました。
ただ、付き添い者用の食事スペースは利用できる人が限られているような作りで、入るには首から下げていたカードのようなものが必要だったと記憶しています。
詳しい利用方法までははっきり覚えていませんが、当時は利用することを少し面倒に感じ、コンビニの電子レンジ以外の設備はほとんど使いませんでした。
冷蔵庫も誰でも利用できる共用のものではなく、我が家が入院していた環境では個室のみで利用できる設備でした。
「電子レンジや冷蔵庫がある」と聞いても、実際の使いやすさは病院のルールや入院する部屋によって変わります。
確認する場合は、設備の有無だけでなく、
- 誰でも利用できるか
- 利用時間が決まっているか
- 手続きやカードが必要か
- 冷蔵庫を利用できる部屋か
- 病室内で食事ができるか
まで聞いておくと、入院後の生活をイメージしやすくなります。
食料を大量に用意する必要はなかった
我が家の場合、入院前に親用の食料をたくさん用意していったわけではありません。
院内にコンビニやパン屋、食堂があり、コンビニの電子レンジも使えたため、食事そのものは現地で購入すれば何とかなりました。
そのため、同じように食事を購入できる環境が整っている病院なら、最初から大量のレトルト食品や飲み物を用意しなくてもよいと思います。
特に、我が家が入院した環境では自由に使える共用冷蔵庫がなかったため、冷蔵品をたくさん用意しても保存に困ります。
まずは入院する病院の設備や飲食ルール、周辺環境を確認し、そのうえで必要なものを判断した方が無駄になりにくいと思います。
今振り返って準備するなら、少量の予備食品
今回、食べるものがなくて食事を抜いたことや、持参した食品に助けられた経験はありません。
それでも次に同じような付き添い入院をするなら、食事を買いに行けないときや、子どもを残して離れにくいときの予備として、常温保存できる軽食を少し用意すると思います。
例えば、次のようなものです。
- ロングライフパン
- 栄養補助バー
- ゼリー飲料
- 野菜ジュース
- 個包装のお菓子
食費をすべてまかなうほど大量に準備するのではなく、すぐに食事へ行けない場合に備えて、少量用意する程度でよいと思います。
ただし、これらは実際に持参して役立った食品ではありません。今回の経験を振り返って、次に同じような付き添い入院をするなら用意すると思うものです。
また、病室内で付き添う親が飲食できるとは限りません。持参する食品についても、どこで食べられるのか、その時点の病院・病棟のルールを確認する必要があります。
入院前に確認しておきたい親の食事環境
付き添い入院が決まったら、親の食事について次の点を確認しておくと安心です。
- 付き添う親の食事は提供されるか
- 有料の付き添い食を注文できるか
- 院内にコンビニ・売店・パン屋・食堂があるか
- コンビニや売店などの営業時間
- 病室内で付き添う親が食事をしてもよいか
- 親が食事をする場所はどこか
- 子どもを残して食事へ行く場合のルール
- 電子レンジ・冷蔵庫・給湯設備を使えるか
- 設備を使うために手続きやカードが必要か
- 親用食品の持ち込みや差し入れは可能か
- 病院周辺に持ち帰りのできる店があるか
特に、付き添い食がない場合は「院内にコンビニがあるから大丈夫」と考えるだけでなく、親がどこで食べるのか、その間子どもはどう過ごすのかまで確認しておいた方がよいと思います。
まとめ|食事は何とかなったが、想像していなかった負担もあった
国立成育医療研究センターで我が家が付き添い入院をした当時、親の食事は提供されず、すべて自分で用意する必要がありました。
院内にはコンビニやパン屋、食堂などがあったため、食べるもの自体に困ることはありませんでした。
一方で、
- 毎食購入するため食費がかかる
- コンビニ中心で栄養の偏りが気になる
- 子どもを病室に残して食事をするのが落ち着かない
- 設備があっても利用条件によっては使いにくい
といった負担がありました。
付き添い入院中は、子どもの治療や身の回りのことで精いっぱいになります。親の食事を完璧に準備する必要はありませんが、病院の設備と食事のルールだけでも事前に確認しておくと、入院後の負担を少し減らせると思います。
付き添い入院で実際に必要だった持ち物は、こちらの記事にまとめています。


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