先天性白内障の治療が始まってから、生活はどう変わった?実際に大きく変わった3つのこと

朝のルーティンが一気に増えた

治療が始まってから、まず大きく変わったのは朝の流れでした。

起きたらすぐにアイパッチやコンタクトの準備。
それまでなら「起きる→着替える→ミルク・ごはん」くらいだったのに、
目のケアが加わったことで、朝のやることが一気に増えました。

しかも、ただつければ終わりではなく、
ちゃんとついているか、ズレていないかを何度も確認する必要があって、
気持ちの余裕も時間の余裕も削られる感覚がありました。

慣れるまでは、
「もう朝だけで一仕事終わった…」と感じることも多く、
1日のスタートからエネルギーを使う生活になったなと実感しています。

外出やお出かけのハードルが上がった

治療が始まってからは、外出やお出かけのハードルも一気に上がりました。

当初は、コンタクトが外れてしまうことがとにかく怖くて、
できるだけ外に出ないようにしていた時期もありました。
「早く帰ろう」「今日はやめておこう」と思うことが増えて、
気づけば行動範囲がかなり狭くなっていました。

外に出るときも、
風が強い日は避けたり、ゴミや砂ぼこりが気になる場所を選ばなかったりと、
これまで気にしていなかったことまで気になるようになりました。

お出かけ前には、
アイパッチやケア用品の準備、予備の持ち物チェックも必要になり、
「ちょっとそこまで」の外出でも、気持ちのハードルが高くなったのを覚えています。

気持ちの切り替えが必要になった

生活の変化と同時に、気持ちの切り替えも必要になりました。

治療やケアが日常になると、
「ちゃんとできているかな」「これで合っているのかな」と、
常に頭のどこかで考えている状態が続きます。

うまくいかない日があると、
落ち込んだり、自分を責めたくなったりすることもありました。
でも、ずっとそのままの気持ちでは続けられないことも、すぐに分かりました。

その日の状況に合わせて、
できたことに目を向けるようにしたり、
今日はここまででいい、と気持ちを切り替えたりしながら、
少しずつ「続けるための気持ちの持ち方」を作っていった感覚があります。

それでも続けていくしかなかった理由

正直、楽だから続けていたわけではありません。

それでも続けていくしかなかった一番の理由は、
「やらなければ、目がよくなる可能性は残らない」と感じていたからです。

大変でも、不安でも、
何もしないまま時間だけが過ぎてしまうことのほうが怖かった。
あとから「あのときやっておけばよかった」と思いたくなかった、という気持ちも大きかったと思います。

完璧にできなくてもいいから、
できる範囲で続ける。
うまくいかない日があっても、また次の日からやる。

そんな積み重ねしかないと分かっていたからこそ、
気持ちを切り替えながら、前に進む選択をし続けていました。

これから治療を始める人に伝えたいこと

これから治療を始める人には、
「生活が変わること」をあらかじめ知っておいてほしいと思います。

いきなり全部を完璧にやろうとすると、続きません。
まずは、朝の流れ、外出の仕方、気持ちの切り替え方など、
ひとつずつ生活に組み込んでいく感覚が大切だと感じています。

慣れるまでは大変ですが、
少しずつ「新しい日常」になっていく部分もあります。

これから始める人が、
必要以上に構えすぎず、
現実的に続けられる形を見つけられるように、
この体験が少しでも参考になればうれしいです。

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