両目遮蔽期間の入院生活|見えない状態でどう過ごしたか・個室を選んだ理由

両目遮蔽期間が始まったタイミング

手術が終わったあと、「一安心」という感覚は正直あまりありませんでした。

術後は経過観察だけでなく、その後の生活管理や訓練のことも見据えて過ごす必要があり、「ここからが本番」という感覚に近かったと思います。

両目遮蔽が始まったのは、術後すぐのタイミングでした。

まだ身体の自由もきかず、見えない状態が重なることで、不安や戸惑いは大きかったと思います。

入院前の説明では、「術後の管理が続く」という理解はしていたものの、実際に両目が遮蔽された状態を見ると、親側の心理的な負担も想像以上でした。

見えない状態で過ごす時間がどれくらい続くのか、どんな反応をするのか。

術前にぼんやりと想像していたものとは違い、実際の生活は「想像よりも慎重に過ごす時間」になっていきました。

入院準備全体の流れやスケジュールについては、こちらの記事でまとめています。

▶ 先天性白内障の手術入院準備|長期入院で必要だった持ち物・付き添い・宿泊事情まとめ

見えない状態での入院生活

両目が遮蔽された状態での入院生活は、それまでの過ごし方とは大きく変わりました。

視界が遮られることで、普段なら自然にできていたことも難しくなり、環境への反応も慎重になります。

特に術後当日は、身体の拘束もあり、身動きが取れない状態が続きました。
両目も見えず、身体も自由に動かせないという状況は、本人にとっても負担が大きかったと思います。

術後すぐは経過観察も含め、動きや姿勢に制限があり、寝返りや体勢変換にも細かい配慮が必要でした。

見えないことそのものというより、

  • 身体が自由に動かせないこと
  • 環境が変わっていること
  • 周囲の気配が分かりにくいこと

こうした要素が重なることで、不安の大きさにつながっているように感じました。

普段以上に声をかけたり、触れて安心させたりと、関わり方も意識的に増やして過ごしていました。

個室を選択した理由

術後は当日から個室を選択しました。

両目が遮蔽された状態に加え、術後は身体の拘束もあり、身動きが取れない時間が続きます。

見えないことだけでも不安が大きい中で、さらに身体の自由がきかない状況を考えると、できるだけ落ち着いた環境で過ごさせたいという気持ちが強くありました。

声をかけたときにすぐそばにいられること、触れて安心させられる距離にいられること。

そうした関わり方を大切にしたいと思いました。

また、宿泊ができるのも個室のみだったため、夜間もそばにいられる環境を確保する意味でも、個室という選択は自然な流れでした。

見えない状態・拘束状態が重なる時間だからこそ、過ごす環境はできる限り整えておきたい。

そう考えて、術後当日から個室で過ごすことを選びました。

付き添い生活全体の過ごし方や宿泊環境については、こちらでも詳しくまとめています。

子どもの手術入院付き添い生活のリアル|寝る環境・食事・便利グッズ・夜の不安までまとめ

両目遮蔽中の生活で大変だったこと

両目遮蔽の期間は、想像していた以上に生活面での配慮が必要でした。

まず大きかったのは、見えない状態で過ごすことによる不安の大きさです。

声や気配は感じ取れていても、視界から得られる情報がないことで、環境の変化に敏感になりやすく、いつも以上に関わり方を意識する必要がありました。

さらに術後は身体の拘束も重なり、自由に動けない時間が続きます。

抱き上げることも、体勢を変えることも制限がある中で、どう安心して過ごせるかを考えながら関わる時間でした。

日中の過ごし方も普段とは変わり、

  • 声かけを増やす
  • 触れて存在を伝える
  • 音や感触で安心できる物を使う

といった関わりが中心になります。

また、今後始まる訓練や生活管理のことも頭にあり、手術が終わったこと自体よりも、その先の生活への意識の方が強かったように思います。

両目遮蔽期間は、身体的なケアだけでなく、精神面への配慮も大きな比重を占める時間でした。

環境を整えることで変わったこと

両目遮蔽期間は制限の多い時間ではありましたが、過ごす環境を整えることで、安心して過ごせる時間は少しずつ増えていきました。

まず大きかったのは、個室という空間の安心感です。

周囲の音や人の出入りを最小限にできることで、声かけや関わりにも集中しやすく、落ち着いて過ごせる時間が増えていきました。

また、触れて安心できる物や、音が出る物などをそばに置いておくことで、視覚以外から安心感を得られる環境づくりも意識していました。

抱き上げられない時間や、自由に動けない時間があるからこそ、

  • 声をかける
  • 手を握る
  • そばにいる気配を伝える

といった関わり方が、いつも以上に大切だったように感じます。

制限の多い状況の中でも、環境や関わり方を整えることで、不安を和らげる時間は確実に作れる。

両目遮蔽期間を通して、そう感じる場面が少しずつ増えていきました。

まとめ|両目遮蔽期間をどう乗り越えたか

両目遮蔽期間は、入院生活の中でも特に配慮が必要な時間でした。

見えない状態に加え、術後は身体の拘束も重なり、本人にとっても負担の大きい状況が続きます。

手術が終われば一区切り、という感覚ではなく、その後の生活や管理の方に意識が向いていたのも、この期間の特徴だったと思います。

だからこそ、

  • 過ごす環境を整えること
  • そばにいられる体制を作ること
  • 声や触れ方を意識すること

こうした積み重ねが、不安を和らげる支えになっていきました。

制限の多い状況の中でも、できる関わり方は必ずある。

両目遮蔽期間は、生活の大変さだけでなく、関わり方を改めて考える時間でもありました。

これから同じ期間を過ごす方にとって、「どう過ごすか」をイメージする参考になればと思います。

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