先天性白内障で斜視が気になり始めた時の話|「出てきてるね」と言われた診察の前後

斜視が気になり始めたきっかけ

斜視が気になり始めたのは、
ある日突然というより、
少しずつ「ん?」と感じる場面が増えていったのがきっかけでした。

直近の診察の少し前くらいから、
なんとなく視線の向きが気になる瞬間が増えてきて、
写真や動画を見返したときに、
「あれ、前より分かりやすくなってるかも」と思うことがありました。

ただ、毎日見ていると、
その変化にもだんだん慣れてしまう部分があって、
はっきり「斜視だ」と言い切れるほどの確信はありませんでした。

それでも、
以前の診察では「大丈夫そうですね」と言われていた分、
もし変わってきているなら、
どこかで一度ちゃんと向き合わないといけないのかもしれない、
そんな気持ちも同時にありました。

この時期は、
「気のせいなのか」「本当に出てきているのか」
その判断がつかないまま、
モヤモヤした状態が続いていたように思います。

「毎日見ていると分からなくなる」と感じた瞬間

自分の中でいちばんハッとしたのは、
「毎日見ていると、分からなくなってしまうんだな」と感じた瞬間でした。

正直、ずっと一緒に過ごしていると、
その顔つきも、視線の向きも、
だんだん“いつもの状態”として受け取ってしまいます。

最初は少し気になっていたはずなのに、
見慣れてくると、
「こんなものなのかな」と思ってしまう。

そんな中で、
親戚の子どもから
「え、目やばくね」と、はっきり言われたことがありました。

その言葉を聞いたとき、
一瞬ショックもありましたが、
同時に「やっぱり客観的に見ると、気になるレベルなんだ」と
気づかされた感覚もありました。

自分の中では、
いつの間にか“慣れ”がフィルターになっていて、
変化を正確に見られなくなっていたのかもしれない、
そんなふうにも感じました。

この出来事がきっかけで、
次の診察では、
しっかり確認しようと決めたのを覚えています。

診察で「出てきてるね」と言われたときの受け止め

斜視の話が出た診察前後の通院の流れや、経過観察中の不安については、
「先天性白内障の術後通院と経過観察で一番緊張した時期の話|視力検査・斜視・緑内障への不安」にまとめています。

次の診察で、斜視について聞いてみたとき、
先生からは「出てきてるね」と言われました。

ずっと気になっていたことだったので、
やっぱりそうなんだ、という気持ちと、
ついに言葉として出た、という重さの両方がありました。

ただ、そのあとに続いた説明は、
想像していたほど深刻なトーンではありませんでした。

「子どもの顔つきは、斜視が目立ちやすい時期でもある」
そんなフォローの言葉があって、
すぐに何か大きな治療の話が出たわけでもありませんでした。

正直、
もっと具体的な対応や今後の話が出るのかと思っていたので、
少し拍子抜けしたような気持ちもありました。

でも同時に、
「今すぐ何かを決めなければいけない段階ではない」という空気も感じて、
少しだけ肩の力が抜けたのを覚えています。

不安がゼロになったわけではありませんが、
ひとりで想像していた最悪のケースとは違っていた、
というのがそのときの正直な感覚でした。

家で気にして見ていたポイント

「出てきてるね」と言われたあとは、
それまでとは違う種類の不安が出てきました。

それまでは、
「気のせいかもしれない」「まだ確定じゃないかもしれない」
という曖昧さの中での不安でした。

でも、言葉として確認されたことで、
斜視がはっきり「経過の一部」として現実になった感覚がありました。

もともと斜視については、
術後の経過の中でもずっと気にしていたポイントだったので、
この先どう変わっていくのか、という不安が、
より具体的なものとして頭に浮かぶようになりました。

家では、
写真を撮ったときの目の位置や、
正面を向いているときの視線のズレ、
疲れていそうなときの目の動きなどを、
以前より意識して見るようになりました。

ビデオ通話をしているときに、
画面越しだとズレが目立つように感じて、
そこでまた気になってしまうこともありました。

「必要以上に気にしすぎないほうがいい」と思いながらも、
「でも見逃したくない」という気持ちもあって、
その間で揺れている現状がありました。

まとめ|斜視と向き合うときに意識していること

斜視への不安とあわせて、その後の訓練面で感じていたことについては、
「先天性白内障のアイパッチ訓練がつらい時期に我が家が意識していたこと|嫌がる時期の向き合い方」にまとめています。

斜視が気になり始めたこの時期を振り返って感じたのは、
「気づいた時点で、どう向き合うか」が一番大事だったということです。

我が家の場合は、

・毎日見ていると変化に慣れてしまうことがある
・客観的な視点が入ると、見え方が変わることがある
・不安なまま抱え込むより、一度診察で確認した方が整理しやすい

この3つを意識するようになりました。

斜視については、
すぐに治療に進むケースもあれば、
しばらく経過を見る場合もあります。

だからこそ、
「今すぐ答えが出ない状況」とどう付き合うかが、
精神的にはいちばんしんどい部分だと感じました。

この話は我が家の一例ですが、
斜視が気になり始めたときに、
少し立ち止まって整理する材料のひとつになればと思っています。

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