先天性白内障のケアが始まってから、
それまで当たり前だった外出が、急にしんどく感じるようになりました。
「ちょっとコンビニに行くだけ」
「少し散歩に出るだけ」
そんなことでも、
準備や不安を考えると腰が重くなる。
同じように、
治療や訓練が始まってから外出が億劫になった人もいるのではないでしょうか。
今回は、実際に感じた“外出がしんどくなった理由”と、
そこから少しずつ気持ちが楽になった考え方についてまとめます。
外出が一気にしんどくなった一番の理由
外出がしんどく感じるようになったきっかけは、
はじめてコンタクトを落としてしまった日でした。
それまでは、多少不安はあっても、
「気をつければ大丈夫」と思いながら外出していました。
でも一度実際に落としてしまってから、
外に出るたびに
また落ちたらどうしよう
見つからなかったらどうしよう
という不安が強くなりました。
外出を完全にやめることはありませんでしたが、
自然と回数は減って、
出かけても短時間で切り上げることが増えました。
遠出はほとんどしなくなって、
外に出ていても、どこか気が張ったまま。
前みたいに「ただ出かけるのを楽しむ」という感覚は、
正直あまりなくなっていたと思います。
出かける前に増えた準備とチェックの負担
外出前は、準備と確認の量が一気に増えました。
予備のコンタクト、
保存ケースや洗浄用品、
アイパッチの替えなど、
必要なケア用品をまとめて準備するようになりました。
「持ったつもり」にならないように、
何度もバッグの中を確認してから家を出るようになりました。
それでも不安で、
玄関を出る直前にもう一度チェックすることもよくありました。
出かける前から、
すでに気力を使っている感覚があって、
その時点で少し疲れてしまうこともありました。
以前ならすぐ出られていた外出が、
準備だけでひと仕事、という感じになっていたと思います。
外出を控えるようになって気づいたこと
外出を控えめにするようになってから、
一番大きく変わったのは「気持ちの余裕」でした。
出かけても、
どこかずっと気を張っている感じがあって、
前みたいに純粋に楽しめていない自分に気づきました。
「何か起きないか」を常に気にしている状態なので、
気分転換のつもりで出かけても、
頭の中はずっと落ち着かないまま。
楽しい時間のはずなのに、
完全にはリラックスできていない、
そんな感覚が続いていました。
無理をやめて少し楽になった考え方
外出が少し楽になったきっかけは、
コンタクトのカーブ率を調整してもらって、
落ちにくくなったことでした。
それまでは、
「外では落とさないように完璧に気をつけなきゃ」と、
必要以上に力が入っていたと思います。
でも実際に調整してもらって、
外れる頻度が減ったことで、
「全部を自分でコントロールしようとしなくてもいいのかもしれない」
と感じるようになりました。
そこからは、
完璧に防ごうとするよりも、
“起きにくい状態を作る”ことに意識を向けるようになりました。
無理に気を張り続けるのをやめて、
仕組みや環境で楽にする方向に切り替えたことで、
外出に対する気持ちも少しずつ軽くなったと思います。
外出時に実際に助けになった工夫まとめ
外出がしんどかった時期でも、
少しでも負担を減らすためにいくつか工夫していました。
完璧に外出をこなす、というより、
「トラブルを増やさないこと」を最優先にしていた感じです。
たとえば、
・落とさないことを前提に、こまめにコンタクトの位置を確認する
・ベビーカー中心で移動して、落ちても座面で気づけるようにする
・抱っこはなるべく控えて、必要なときも顔が外に向きすぎない姿勢にする
・短時間の外出から少しずつ慣らす
という形で、
無理に今まで通りの外出スタイルに戻そうとはしませんでした。
外出時にタブレットや固定アームに助けられていた理由や、
実際に使っていたアイテムについては、
「アイパッチ訓練中にタブレットに助けられた話|実際に使ってよかった固定アームと使い方」にまとめています。
また、外出を控えるほどしんどかったコンタクト管理の時期や、
実際に試していた対策については、
「先天性白内障のコンタクト管理|実際に使ってよかった用品と現実的な運用まとめ」にまとめています。

コメント