先天性白内障のアイパッチを剥がされる時期に我が家が試したこと|続けるための現実的な工夫

アイパッチ訓練を始めてしばらくすると、多くの家庭が一度はぶつかるのが「剥がされる問題」だと思います。

我が家も、成長とともに手がよく動くようになった頃から、何度も貼り直す日が続きました。
うまくいかない日が続くと、「このまま続けられるのかな」と不安になることもありました。

この記事では、先天性白内障のアイパッチ訓練中に、実際に我が家が試してきた“剥がされにくくするための工夫”をまとめています。
すべての家庭に当てはまる方法ではありませんが、同じように悩んでいる方のヒントになればと思い、経験ベースで整理しました。

なお、剥がされにくさを重視して実際に使っていたアイパッチのタイプについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
先天性白内障のアイパッチおすすめ3選|実際に使ってよかったタイプ

剥がし始めた時期と最初に感じた変化

手術が生後6ヶ月半だったので、アイパッチを本格的に使い始めてから2ヶ月ほど経った頃だったと思います。

はっきり「この日から」という感覚ではなくて、
なんとなく触る回数が増えてきて、ある日気づいたら「引っ張って剥がしている」状態になっていました。

それまでは、こちらが貼ればそのままついているのが当たり前だったので、
急に“自分で外そうとする動き”が出てきたことに、正直かなり戸惑いました。

手先が少しずつ器用になってきた時期でもあって、
成長としては自然な流れなんだと思いますが、
「ここからが大変な時期なんだな」と実感したのはこの頃です。

アイパッチ訓練自体に慣れてきたタイミングだっただけに、
また別のハードルが出てきたような感覚もありました。

「これから毎日こうなるのかな」「ちゃんと続けられるのかな」と、
先のことを考えて不安になるきっかけにもなった時期でした。

特に剥がされやすかったタイミング

特に剥がされやすかったのは、アイパッチを貼った直後と、昼寝前のタイミングでした。

貼り終わった直後は、端が浮いているわけではなくても、
時間が経ったときに比べると、まだ粘着がしっかり安定していない感じがありました。

しばらく貼ったまま過ごすと、だんだん密着して剥がれにくくなるのですが、
その「安定するまでの時間帯」に触られてしまうと、どうしても外れやすかったです。

無意識に目元を触って、そのまま少しずれた部分をつまんで引っ張る、
という流れになることも多くありました。

もうひとつ多かったのが、昼寝前に顔を布団やマットにこすりつける癖が出たときでした。

顔を左右に動かしながら擦る中で、端が少しめくれて、
そこをきっかけに一気に剥がされてしまうこともありました。

このタイミングは、こちらがずっと見張っているわけにもいかず、
「気づいたら取れている」ということも何度かありました。

1日の中でも、
“貼った直後”と“昼寝前の時間帯”は特に注意が必要だと感じるようになったのは、この頃からです。

すぐ効いた対処と、正直あまり効かなかったこと

剥がされ始めた頃に、いちばん効果を感じたのは、すぐに動画やおもちゃで気を引くことでした。

アイパッチを触り始めた瞬間に、
画面を見せたり、手におもちゃを持たせたりすると、
目元に向いていた意識がそちらに切り替わることが多かったです。

特に動画は、視線が自然に画面に向くので、
その間にアイパッチを安定させる時間を作れるのが助かっていました。

一方で、声をかけたり、歌をうたったりするだけでは、
あまり気がそれないことも多かったです。

こちらが必死にあやしていても、
結局また手が目元に戻ってしまう、ということも何度もありました。

「気持ちでどうにかしようとするより、
環境や状況を変えたほうが現実的だった」と感じるようになったのは、この頃です。

アイパッチを変えてから変わったこと

アイパッチを変えてから、
剥がされにくくなったと感じる場面が増えました。

それまでは、貼っていても端から引っかけられてしまうことが多く、
どうしても「剥がされる前提」で対応している感覚がありました。

アイパッチを変えてからは、
粘着面が広くなったことで、当時の力では簡単に剥がせない状態になったのだと思います。

以前のように、少し引っかけただけで端がめくれてしまうことが減り、
結果的に、触ろうとする回数自体も少しずつ減っていきました。

こちらが何か工夫をし続けなくても、
自然と「剥がそうとしない状態」になる時間が増えていったのは、
精神的にもかなり楽になったポイントです。

本人の成長だけでなく、
道具の選び方で状況が変わることもあるんだなと、
このとき実感しました。

いま振り返って思う「続けるための判断軸」

正直なところ、
「環境を変えたほうがいい」「道具を見直したほうがいい」なんてことは、
分かっていても、実際にその場で剥がされているときは、そんな余裕はありませんでした。

何をやってもダメな日もあって、
動画を見せても、おもちゃを渡しても、
結局また取られてしまうことも何度もありました。

それでも、あとから振り返って思うのは、
「うまくできない日があっても、やめずに続いていたこと」自体が、
少しずつ状況を動かしていたのかもしれない、ということです。

完璧にできる日ばかりじゃなくても、
試行錯誤しながら、その家庭なりの形で続いていれば、
少しずつ変化が出てくることもあるのかな、と感じています。

いままさに、剥がされて困ってこの記事にたどり着いた方がいたら、
「今うまくいっていなくても、ずっとこのままとは限らないかもしれない」
という視点だけでも、持ってもらえたらと思います。

無理に正解を探そうとしすぎず、
その時できる形で続けていくことも、ひとつの選び方だと感じています。

まとめ|剥がされる時期に感じたことと、我が家なりの向き合い方

アイパッチを剥がされる時期は、
「どうしてこんなにうまくいかないんだろう」と感じることが多く、
気持ち的にもかなりしんどい時期でした。

貼った直後や昼寝前など、剥がされやすいタイミングがあること、
動画やおもちゃで気を引く方法、
アイパッチ自体を変えることで状況が少し変わったことなど、
我が家なりに試行錯誤しながら続けてきた内容をまとめました。

すべての家庭にそのまま当てはまる方法ではないかもしれませんが、
「こんなやり方もあるんだな」と判断の材料のひとつとして、
使ってもらえたらうれしいです。

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