先天性白内障の手術が決まると、次に気になるのは「手術当日はどんな流れになるのか」だと思います。
どれくらい時間がかかるのか。
親はどこで待つのか。
手術が終わったあと、すぐに会えるのか。
手術が近づくにつれて、そうしたことが少しずつ気になってきました。
我が家の場合、手術自体はおよそ2時間ほどで終わりましたが、その後の処置なども含めると、子どもと再会できるまでにはもう少し時間がかかりました。
この記事では、
・手術当日の流れ
・親の待ち時間の過ごし方
・手術後の処置
・子どもと再会するまで
について、実際の体験をもとにまとめています。
診断から手術が決まるまでの経緯については
「先天性白内障と診断されたらどうなる?診断から手術までの流れ(我が家の体験)」でもまとめています。
手術当日の流れ
手術当日は、すでに入院していた状態で朝を迎えました。
そのため、当日に受付や新しい説明があるというよりは、
前日までに聞いていた流れに沿って手術が進んでいく形でした。
手術の時間になると、子どもは手術室へ向かい、
親は待合室で待つことになります。
親が入れるのは両親2人までと決まっていて、
その待合室で手術が終わるのを待っていました。
手術自体は、おそらく2時間ほどだったと思います。
ただ、手術が終わってすぐに会えるわけではなく、
その後の処置の時間もありました。
その処置が30分〜1時間くらいだったと思います。
はっきりした時間は覚えていませんが、
手術が始まってから再会するまでには3時間前後だった記憶です。
待っている時間は長く感じました。
何かできるわけでもなく、
ただ無事に終わることを祈りながら待っている時間でした。
親の待ち時間
手術が始まると、親は待合室で待つことになります。
時間としてはおそらく数時間ですが、
実際に待っている側からすると、かなり長く感じました。
スマホを見たり、少し会話をしたりして過ごしていましたが、
気持ちはずっと落ち着きませんでした。
手術がどう進んでいるのか、
予定通り終わるのか、
無事に終わるのか。
特に連絡が来るわけではないので、
ただ待つしかない時間でした。
「もし何かあったら呼ばれるのかな」
「今どうなっているんだろう」
そんなことを考えながら、
時計を何度も見ていたのを覚えています。
待っている時間は、
正直とても長く感じました。
手術が終わって再会したとき
手術が終わったあと、処置が終わってから子どもと再会することができました。
ただ、その時点ではまだ麻酔が完全に切れている状態ではなく、
その後は個室で麻酔が切れて起きるのを待つ時間がありました。
手術が終わって再会できたとはいえ、
そのときはまだぐったりしている状態で、
「本当に大丈夫なのかな」と心配な気持ちは続いていました。
個室でしばらく様子を見ながら、
麻酔が切れて目を覚ますのを待つことになります。
その時間も、
無事に終わった安心感と、
まだ完全には終わっていないような不安が混ざった、
少し落ち着かない時間だったのを覚えています。
そして、少しずつ反応が出てきて、
目を覚ましたとき、
ようやく「手術が終わったんだ」と実感しました。
手術当日を振り返って感じたこと
手術そのものに対しては、そこまで強い恐怖はありませんでした。
担当してくれた先生はとても信頼できる方で、
「この先生なら任せられる」と思えていたからです。
それよりも強かったのは、
手術が終わったあとのこれからの生活への不安でした。
手術がゴールではなく、
むしろここからが治療のスタートになる。
アイパッチ訓練やコンタクト管理、通院。
これから何年も続くかもしれないケアのことを考えると、
「大変なことが始まるんだな」と感じていました。
特に心配だったのは、手術直後の状態でした。
片目の手術ではありましたが、
術後は両眼を遮蔽する期間がありました。
手術した目を安静に保つため、
光や刺激が入らないようにする目的があると説明を受けました。
我が家の場合は、およそ3日ほど両眼を隠す期間がありました。
正直、とても心配でした。
というのも、手術前に看護師さんへ
「両眼を隠さないといけないんですか?」と聞いたことがあったからです。
そのときは
「片目の病気なら片目だけですよ」
という答えでした。
そのあとで実際に両眼遮蔽が必要だと知ったとき、
この専門病院で働いている看護師さんでも知らないくらい、 珍しいケースなんだと感じたのを覚えています。
無事に手術は終わりましたが、
そのときの気持ちは安心というよりも、
「ここからが本番なんだろうな」
という思いのほうが強かった気がします。
先天性白内障の手術は、当日が特別大変というよりも、
むしろそのあとに続く治療やケアの方が長く続いていきます。
手術の日は、親としては待つことしかできない時間でもありましたが、
無事に終わって子どもの顔を見たときは、
「まずは一つ大きな山を越えたんだ」と感じたのを覚えています。
これから手術を控えている方にとって、
当日の流れや待ち時間のイメージが少しでも持てると、
気持ちの準備がしやすくなるかもしれません。
我が家の一例ではありますが、
同じような状況の方の参考になればうれしいです。
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