外出中にコンタクトが落ちるかもしれない不安
外出が怖くなってしまった時期の気持ちや経緯については、
「先天性白内障のコンタクトが何度も落ちた時期|外出が怖くなったリアル体験と乗り越え方」に詳しく書いています。
外出するとき、いちばん頭にあったのは
「今、落ちてないよね?」という不安でした。
家の中なら、落ちてもすぐ探せる。
でも外は、地面も人も多くて、条件が一気に変わります。
特に散歩のときは、
風があったり、動きが増えたり、
ちょっとしたことで状況が変わるのが怖かったです。
本当は、外に出ることで気分転換したい。
でも、外に出るほど緊張する。
そんな矛盾した状態でした。
「外出=リフレッシュ」ではなく、
「外出=落とさないミッション」みたいな感覚。
常にどこかで目の状態を気にしていて、
完全に気持ちを外に向けることができませんでした。
この不安が積み重なって、
外出自体がしんどく感じるようになっていきました。
実際に外出がしんどかった時期の話
この時期は、外出そのものがかなりしんどくなっていました。
散歩が中心で、車移動はほとんどなかったので、
基本は徒歩での外出。
距離も時間も、自然と短くなっていきました。
外に出ていても、
景色を楽しむ余裕はあまりなくて、
気づくと「ちゃんと入ってるかな」と何度も気にしていました。
一時期は、1時間おきくらいに
コンタクトがあるか確認していたこともあります。
でも、それがまた負担で、
確認すればするほど、
余計に意識してしまう感じもありました。
「せっかく外に出ているのに、ずっと気が張っている」
そんな状態が続いていました。
本当は、散歩は気分転換の時間のはずなのに、
この頃は、終わったあとに
どっと疲れが出ることの方が多かったです。
外出が“楽な時間”ではなくなっていたのが、
いちばんつらかったところかもしれません。
我が家が大事にしていた考え方
この状況の中で、我が家が意識するようになったのは、
「完璧に防ぐこと」よりも
「少しでもリスクを減らすこと」に目を向ける、という考え方でした。
正直、外出中に100%落とさない方法はありません。
どれだけ気をつけても、想定外の動きやタイミングはあります。
だから、
「絶対に落とさない」ではなく、
「落ちにくくする」「落ちても見つけやすくする」
この2つを軸に考えるようになりました。
気持ちの面でも、
ずっと緊張し続けるのは現実的ではないと感じていました。
外出するたびに
神経を張りつめた状態が続くと、
それだけで消耗してしまいます。
できる対策はする。
でも、すべてをコントロールしようとしすぎない。
この考え方に切り替えてから、
少しだけ気持ちが楽になったのを覚えています。
外出時に実際にやってよかった工夫
外出対策とあわせて、日常のコンタクト管理で実際に使っていた用品や運用方法については
▶︎「先天性白内障のコンタクト管理|実際に使ってよかった用品と現実的な運用まとめ」
▶︎先天性白内障|術後コンタクトはいつから?装着訓練の始まりと大変だった最初の時期
にまとめています。
外出時に一番助けられたのは、
自作の「落ちてもキャッチできるスタイ」と、ベビーカーの組み合わせでした。
ベビーカーは、サイベックスを使っていました。
デザインが可愛いという理由で選んだ部分もありますが、
結果的に、座面が“受け皿”のような役割になってくれて、
何度も助けられました。
もし落ちても、
地面に直接落ちるより、
座面に乗ってくれたほうが、見つけやすい。
この「探しやすさ」は、
外出時の安心感にかなり影響していました。
自作スタイも、完璧ではありませんが、
実際に何度か落下を防げたことがありました。
市販品ではなかなか条件に合うものが見つからなかったので、
「とにかくキャッチできる形」を優先して作ったものです。
それから、目薬や保存液の種類もいろいろ試しました。
粘度が高いものがいいのかも、と調べて変えてみましたが、
正直、大きな違いは感じられませんでした。
一時期は、1時間おきくらいに
コンタクトが入っているか確認していたこともあります。
でも、これはかなり負担が大きくて、
現実的には続きませんでした。
結果的に、
「道具を工夫して落ちにくくすること」と
「落ちたときに見つけやすい環境を作ること」
この2つが、いちばん現実的で続けやすい対策だったと思います。
まとめ|外出が少し楽になった理由
コンタクト管理そのものが一番しんどかった時期の話は、
「先天性白内障のコンタクト管理が本当につらかった時期の話」にまとめています。
外出中の不安が、ある日いきなり消えたわけではありません。
でも、工夫を重ねていく中で、
「前よりは大丈夫かもしれない」と思える瞬間が少しずつ増えていきました。
完璧に防ぐことはできなくても、
リスクを減らすことはできる。
落ちても慌てすぎずに対応できる。
その積み重ねが、
外出に対する気持ちを少しずつ軽くしてくれたように感じています。
同じように、
外出中のコンタクトトラブルで悩んでいる人がいたら、
今がいちばんしんどい時期かもしれません。
でも、我が家のケースでは、
工夫と時間の経過で、状況は少しずつ変わっていきました。
この話も一例ではありますが、
「外出がずっとこのままつらい状態が続くとは限らない」
そのことだけでも、伝えられたらと思います。

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