アイパッチの時間をどう過ごすかは、日常生活の中でも悩みやすいテーマのひとつでした。
見えにくさがある中で、どんな遊びなら無理なく続けられるのか。
集中して遊べるものはあるのか。
視線や距離感は、遊びの中でどう見えてくるのか。
我が家では1歳半頃、メルちゃんに興味を持ち始め、お世話ごっこ遊びをする時間が少しずつ増えていきました。
ミルクを飲ませたり、髪をとかしたり、抱っこしたり。
一見すると情緒的な遊びですが、実際に見ていると顔を見る視線・手元を見る距離感・近づけ方の様子など、観察できることも多くありました。
この記事では、メルちゃん遊びを通して感じた見え方や距離感の様子、そしてアイパッチ中の過ごし方としてどんな役割があったのかを、我が家の体験をもとにまとめていきます。
メルちゃんに興味を持ち始めた時期と遊び始めたきっかけ
メルちゃんに興味を持ち始めたのは、1歳半頃でした。
それまでにもぬいぐるみや人形はありましたが、自分からお世話をしようとする様子はあまり見られず、「まだ早いかな」と思っていた時期でもありました。
きっかけは、付属のミルクを口元に近づけようとしたことでした。
最初はうまく位置が合わず、顔の横に当たってしまったり、口よりも上にずれてしまったりすることもありましたが、それでも繰り返しやろうとする様子が見られました。
そこから少しずつ、
・ミルクを飲ませる
・ブラシで髪をとかす
・抱っこする
といった動作が増えていき、「お世話ごっこ」として遊ぶ時間が自然と長くなっていきました。
我が家ではアイパッチ時間中にもこの遊びを取り入れていましたが、座って落ち着いて遊べること、そして顔や手元に視線が向きやすい遊びだったことが印象に残っています。
最初は遊び方というよりも“触れているだけ”に近い様子でしたが、関わる回数が増えるにつれて、自分なりにお世話をしようとする動きが見えてきたことが、この遊びを続けるきっかけになりました。
お世話ごっこは見えにくさがあってもできる?最初の反応
実際に遊び始めてみて最初に感じたのは、「見えにくさがあっても成立しやすい遊び」だということでした。
パン工場やメダル遊びのように、決まった位置に入れる・差し込むといった遊びは、どうしても距離感や位置合わせの難しさが影響しやすく、最初はうまくいかない場面も多くありました。
一方でメルちゃんのお世話ごっこは、
・口元にミルクを近づける
・髪にブラシを当てる
・抱っこする
といった動作が中心で、多少位置がずれても遊びとして成立しやすいのが特徴でした。
実際、ミルクが口にぴったり合っているわけではなく、頬や顎に当たっていることもありましたが、それでも本人の中では「飲ませている」感覚があるようで、途中でやめてしまう様子はあまり見られませんでした。
操作の正確さを求められる遊びとは違い、関わること自体が遊びとして成り立つため、見えにくさがある時期でも取り入れやすい遊びのひとつだと感じました。
メルちゃん遊びの中で感じた距離感の様子
メルちゃん遊びを見ていて印象に残ったのは、お世話動作の中での距離の取り方でした。
ミルクを飲ませるとき、最初から口元にぴったり合わせられていたわけではありませんが、顔の近くまでしっかり寄って関わろうとする様子が見られました。
口よりも少し上に当たってしまったり、頬に触れてしまったりすることもありましたが、そこでやめてしまうことはなく、自分なりに位置を探るような動きも見られました。
また、抱っこをするときには顔を覗き込むように近づいたり、髪をとかすときには手元を見ながらブラシを当てようとする様子もあり、顔と手元の距離を意識して関わっているような場面が印象的でした。
決まった位置に正確に入れる遊びとは違い、「相手に触れる」「近づく」といった動きが中心になるため、距離の取り方や関わり方の様子を自然に観察できる遊びだったと感じています。
視線・表情・手元|観察していて気づいたこと
メルちゃん遊びを見ていて感じたのは、顔に近づいて関わろうとする場面が多かったことでした。
ミルクを飲ませるときや抱っこをするときには、顔を覗き込むように近づく様子があり、相手の顔を見ながら関わっているように見えることもありました。
また、ブラシを持って髪をとかすときには手元をじっと見ていたり、服を触るときには布の位置を確かめるような動きも見られました。
どこを見ているかを細かく意識していたわけではありませんが、顔に近づく・手元を見るといった関わり方が自然と増えていたことは印象に残っています。
操作系のおもちゃとは違い、顔と手元の両方に関わる動きがある遊びだったことが、この遊びならではの特徴だと感じました。
集中して遊べた時間とアイパッチ中の過ごし方
メルちゃん遊びは、アイパッチ時間中の過ごし方としても取り入れやすい遊びのひとつでした。
パン工場やメダル遊びのように、同じ動作を繰り返す遊びとは違い、そのときの気分や流れに合わせて関わり方を変えられるため、無理なく続けやすい印象がありました。
我が家では、ミルクを飲ませたり、抱っこしたり、ブラシをしたりといった動作を中心に、座って落ち着いて過ごす時間として取り入れていました。
集中して遊べる時間は日によって差はありましたが、短時間でも座って関われる遊びとして取り入れやすかったことは印象に残っています。
操作の正確さを求められる遊びではない分、うまくできないことへのストレスも少なく、アイパッチ時間中でも穏やかに過ごせる遊びのひとつとして役立っていました。
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アイパッチ時間中の過ごし方や、ぐずりやすい時期の関わり方については、こちらにもまとめています。
▶ アイパッチ訓練がつらかったときに、実際に助けになったこと
まとめ|情緒遊びが見え方の観察にもつながった話
メルちゃん遊びは、お世話ごっこという情緒的な遊びでありながら、関わり方の中で見え方や距離感の様子を自然に感じられる時間でもありました。
口元にミルクを近づける動きや、顔を覗き込む距離、手元を見ながら関わる様子など、遊びの中で見えてくることは意外と多く、「遊びながら観察できる時間」になっていたのが印象に残っています。
また、操作の正確さを求められる遊びとは違い、多少位置がずれても成立しやすいため、アイパッチ時間中でも取り入れやすく、穏やかに過ごせる遊びのひとつとして役立っていました。
見えにくさがある時期の遊び選びに正解はありませんが、関わり方そのものが遊びとして成り立つお世話ごっこは、過ごし方の選択肢のひとつとして取り入れやすい遊びだと感じています。
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ほかにも、アイパッチ時間中に取り入れていた遊びについてまとめています。

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