手術を受けたあと、どこまで視力が伸びるのか。
先天性白内障と診断されたとき、そして手術を決めたあとも、「本当に見えるようになるのか」という不安はずっと頭にありました。
我が家は生後6ヶ月半で手術を受けました。決して早い時期ではなく、「0.01が出れば十分」と説明を受けたこともあり、術後の視力については期待と不安が混ざった状態で経過を見てきました。
この記事では、これまでの検査結果とそのとき感じていたことを、あくまで我が家の一例として、時系列でまとめていきます。
今後も検査結果が出るたびに追記していく予定です。
術後すぐの見え方と医師からの説明
手術を受けたのは、生後6ヶ月半でした。
決して早い方ではなく、医師からは「視力は0.01が出れば十分」と説明を受けていました。手術の時期が遅めだったこともあり、劇的な回復というよりは、どこまで伸びるかは経過を見ていくしかないという前提でした。
術後すぐの段階では、はっきり数値が出るわけではなく、光への反応や視線の動きなどを見ながらの経過観察でした。
「見えているのかどうか」は正直分かりづらく、良くなっているのかどうかも判断が難しい時期でした。ただ、医師からは「焦らず続けることが大切」と言われ、まずは遮蔽訓練と経過観察を続けていくことになりました。
視力検査の方法|TAC検査(縞模様カード)
我が家の視力検査は、ランドルト環ではなく、TAC検査(Teller Acuity Cards)で行われていました。
縞模様のカードを見せて、どちらを注視するかで視力を測る検査です。まだ言葉で答えられない月齢でも行える方法でした。
正直なところ、最初は数値を聞いても実感はあまりありませんでした。ただ、検査のたびに同じ方法で測定しているということが、経過を見るうえでの目安になっていました。
視力の推移|検査結果の変化
手術後の視力は、検査のたびに少しずつ経過を見ていく形でした。
我が家のこれまでの検査結果は以下の通りです。
・1歳1ヶ月
良い方の目:0.2
手術した目:0.06
・1歳4ヶ月
良い方の目:0.2
手術した目:0.1
手術時期が生後6ヶ月半と遅めだったこともあり、術前から「0.01が出れば十分」と説明を受けていました。
そのため、手術した目で0.05が出るケース自体が多くはないと聞いており、実際に数値として出たときは、「頑張っている」と言ってもらえたことも印象に残っています。
また、2回目の検査で良い方の目の数値が変わらなかったことについても、「パッチをしているから伸びていない」ということではないと説明を受けました。
もちろん、視力の伸び方には個人差があり、手術時期の影響も含めて、今後の推移はまだ分かりません。現時点の数値も、あくまで途中経過として受け止めています。
想定より伸びたと感じたことと、その受け止め方
術前に「0.01が出れば十分」と説明を受けていたこともあり、最初に数値が出たときは、正直驚きもありました。
手術した目で0.05が出るケース自体が多くはないと聞いていたため、「頑張っている」と言ってもらえたことは、ひとつの安心材料にもなりました。
ただその一方で、手術時期が遅めだったこともあり、ここからの伸びはゆるやかになる可能性があるとも説明を受けています。
視力は年齢とともに発達していく部分もあるため、今の数値が最終ではありませんが、天井がどこにあるのかは誰にも分からないという前提もあります。
「ここまで見えているから大丈夫」と思いたい気持ちと、「これ以上伸びなかったらどうしよう」という不安が、今も同時にあるのが正直なところです。
良い結果だけで安心しきれるものではなく、経過を見守り続けるしかないという感覚は、今も変わっていません。
これからの経過と長期的に考えていること
視力の数値としては、現時点では想定よりも伸びていると感じる部分もあります。
ただ、先天性白内障の場合、視力だけで安心しきれるものではなく、長期的な経過観察が必要と感じています。
特に我が家の場合、今後も緑内障のリスクはゼロではなく、定期的な検査は続いていきます。視力の伸びだけでなく、眼圧や眼の状態も含めて見ていく必要があります。
そのため、「どこまで見えるようになるか」だけでなく、これから先もどう付き合っていくかという視点で経過を見守っています。
今回の数値や感じ方も、あくまで我が家の一例です。手術時期や症状、訓練状況によって経過は大きく変わるため、ひとつの参考程度に受け取っていただけたらと思います。
術後の生活や遮蔽訓練については、
「先天性白内障のアイパッチは何時間?遮蔽訓練の目安と続けるコツ」
でもまとめています。
また、訓練中の過ごし方や集中の工夫については、
「アイパッチ中に助けられたおもちゃおすすめまとめ|実体験ベースで選び方も紹介」
にも体験ベースで整理しています。

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